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11月の歳時記

歳時記 Tips&Trivia

季節や日々の暮らしを楽しむ


季節や日々の暮らしを楽しむ

二十四節気(にじゅうしせっき)とは、季節をあらわす言葉で、1年を4つの季節に分け(春夏秋冬)、それぞれの季節をさらに6つに分けるという日本独特のものです(元々は中国で作られ、日本の事情に合わせて修正された)。11月には二十四節気でいうところの立冬(りっとう)7日と小雪(しょうせつ)22日があります。

立冬とは、冬の始まりを意味し、立春や立夏、立秋と並ぶ季節の変わり目です。小雪とは、寒気が深まり北国から雪の便りが届く頃です。まだ本格的な冬の訪れではありませんが、日増しに寒さが増す時期なので、冬の備えをしっかりしながら、年末年始に向けてのプランを立てる頃でもあります。

美しさを愛でる「秋の七草」

七草といえば、お正月7日に食する七草粥の春の七草がよく知られていますが、秋の七草はもっぱら観賞用。その佇まいや花の彩りにふれてみましょう。

万葉集がルーツの草花

深まりゆく秋に、しっとりとした風情を添える「秋の七草」。万葉集に詠まれた山上憶良の7種の花の歌がその由来とされており、奈良時代から親しまれてきた伝統的な草花といえるでしょう。

凛と美しく、気品のある七草

七草のそれぞれを花言葉を添えてご紹介しましょう。

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萩(はぎ)
秋を代表する花のひとつ。「おはぎ」の名の由来とも言われています。
花言葉:柔軟な精神

尾花(おばな)
「すすき」の別名で穂が動物の尾に似ていることからそう呼ばれています。お月見に欠かせない飾りです。
花言葉:心が通じる

葛(くず)
葛餅など和菓子に用いたり、根を乾燥させて漢方薬にしたりと親しみ深い植物です。
花言葉:活力、根気

撫子(なでしこ)
「大和撫子」の撫子はこの花のこと。その清楚な美しさは清少納言にもたたえられています。
花言葉:純愛、無邪気

女郎花(おみなえし)
一説には「花の美しさが美女を圧倒する」ことが名の由来とされ、多くの歌や句に詠まれています。
花言葉:約束を守る

藤袴(ふじばかま)
淡紫色の花弁の形が袴に似ていて、乾燥させると良い香りがします。現在は絶滅危惧種です。
花言葉:優しい思い出

桔梗(ききょう)
美しい形は家紋に多く使われ、明智光秀の水色桔梗の家紋は有名です。根は漢方薬にもなります。
花言葉:清楚 気品

高い空に映える「秋の雲」

                                             うろこ雲
うろこ雲

この季節ならではの雲の競演

風の心地よさに秋の気配を感じたら、視線を少し上げてみませんか。高く澄んだ空には秋の雲が浮かんでいます。うろこ雲がおなじみですが、同じ魚系ではさばの背模様のようなさば雲、いわしの群を思わせるいわし雲などもあり、いずれも小さなかたまりのような雲が幾何学模様のように連なります。もう少し大きなかたまりの雲は、群れをなすひつじを連想させることからひつじ雲と呼ばれています。

オリジナルフォトの楽しみ

魚系の雲は高度5000~1万5000キロメートル程度にできる巻積雲(けんせきうん)のことで、ひつじ雲は高度2000~7000キロメートル程度にできる高積雲(こうせきうん)のことをさします。ほぼ1年中見られますが空が澄み上空を見晴らせるこの時期が最も美しく映え、雲の呼び名は秋の季語にもなっています。ふと見上げた空に雲を見つけたら、撮影してみるのもいいでしょう。

「健やかに」と願いをこめた七五三

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平安時代からの伝統が由来

晴れ着で微笑む子どもたちの愛らしさがいっぱいの伝統行事「七五三」。その由来は諸説ありますが、古くは平安時代の宮中行事に始まるとされ、江戸時代を経て明治時代に「七五三」として庶民にも広まったとされています。また11月15日という日にちは、徳川家でのお祝いの時期に関係があるといわれています。昔は「7歳までは神のうち」といい、現代よりも厳しい環境の中で、我が子が無事に育つことは何よりの親の願いであり大きな喜びでした。

記憶に残るハレの日に

3歳の時には男女ともに行うお祝いやお参りは、その後は男子が5歳、女子が7歳と時期が異なりますが、それも平安時代の宮中儀式の名残りといわれています。またお参りで神社でいただくこともある千歳飴は、飴の形にたとえ「細く、長く、粘り強く、千歳(千年)健やかに生きてほしい」との願いが込められています。今日まで長く受け継がれる七五三。お祝いの形が多様化しても子どもたちの記憶に残るハレの日であることに変わりはありません。

冷え対策に、癒され足湯

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足先の冷えが気になる季節

この季節になるとやはり気になるのが身体の冷えです。特に足先が冷える、そのせいで寝つけないという話もよく耳にします。そんな時は自宅で気軽に足湯をすることをおすすめします。足もとを温めることはもちろんですが、身体中ぽかぽかと温まりながら疲れをとりリラックスへと誘う癒し効果も期待できます。

カンタン、おうち足湯の方法

1 ホームセンターなどで購入できるバケツとタオルを用意します。

2  バケツにやや熱め42度くらいのお湯を入れます。(アロマオイルなどを数滴垂らしてもいいでしょう)

3  足を入れて20分ほどゆったりと浸かります。

4   湯上り後の足をタオルで拭き、靴下を履いて保温します。

※洗面器でもできますが、浅いとお湯の温度が下がりやすいため深さのあるバケツをおすすめします。

足湯の温活で秋冬を健やかに乗り切りましょう!

お正月の準備、段取りも秒読みです

10月の歳時記では、おせち料理の定番についてご紹介しました。
今月は、おせち料理とあわせて楽しみな「お雑煮」について、ご当地情報を見てみましょう。

・東京

昆布やかつおで出汁をとったすまし仕立て、角餅は焼いてから入れます。具材は鶏肉、椎茸、紅白蒲鉾、青菜など。

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・京都

昆布やかつおで出汁をとった白味噌仕立て、丸餅は煮ておきます。具材は大根、金時人参、さといも、三つ葉など。

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・香川

いりこだしで白味噌仕立て、あんこ餅を入れて煮ます。具材は、京都と同じ、大根、金時人参、さといもなど

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・博多

あごだし風味のすまし仕立て。丸餅は柔らかく似ておきます。具材は蒲鉾、焼き豆腐、しいたけ、極めつけはプリプリのブリ。  

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写真提供:お雑煮研究所

★珍しくて食べてみたいのが岩手県宮古地方の「くるみ雑煮」

煮干しだしのすまし仕立てで、角餅を焼いてから入れます。具材は鶏肉、にんじん、大根、ごぼう、凍り豆腐、せりなど。別皿にくるみだれを用意して、お雑煮から出したお餅を付けて食べます。

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写真提供:お雑煮研究所

笑福を願う2021年のおせち

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