健康的な住まいの環境をつくるために、エアコンの清掃は欠かせません。定期的な清掃を怠るとエアコン内部に繁殖したカビがエアコンの風にのり、部屋中に拡散されます。それを継続的に吸い込むと、健康に悪い影響を与えかねません。
また、フィルターがホコリで目詰まりを起こすと、効率的に機能しなくなり、必要以上に電力を消費。電気代も高くなってしまいます。
取り外せるパーツは自分でお掃除できます。
取扱説明書を確認しながら、お掃除を行いましょう。
取り外しが難しいパーツは無理をしないでクリーニングのプロに頼みましょう。
!注意
お掃除機能付きのエアコンの大半は、フィルターをきれいにする機能がありますが、吹き出し部分などの汚れまではきれいにしてくれませんので、定期的なお掃除が必要です。
➀養生する・・・エアコンの周囲の床に新聞紙などを敷く
②電源をOFFにし、コンセントを抜く
③エアコン上部や表面のホコリを拭く(から拭き)
④フィルターを外す
⑤フィルターのホコリを掃除機で吸い取る・・・フィルターの表面から吸い取ると、ホコリが取れやすい
⑥ルーバーを固くしぼった布で拭く
⑦バケツや浴槽などに水をため、中性洗剤を溶かす
⑧フィルターを洗剤で洗う・・・ゴム手袋をはめ、洗剤液に浸して、シャワーをかけながら汚れをとる(歯ブラシなど柔らかいブラシでこすってもよい)
⑨水ですすぐ
⑩完全に乾かす
⑪フィルターを元に戻す
⑫送風運転する
※強くこすりすぎない
※細かい汚れには綿棒やつまようじを使う
エアコンの室外機は、ベランダ等屋外に設置されているため、砂埃などで大変汚れやすいです。
定期的に室外機まわりをチェックし、室外機の表面や周辺もお掃除しましょう。
①表面の汚れ
室外機の表面の汚れは、ほうきでざっとホコリを落としてから、雑巾で拭きましょう。正面の網目状の部分は、網のゴミを掻き出してから掃除機で吸い取ります。
②室外機周辺の汚れ
室外機まわりには植木鉢など物は置かず、枯葉などはこまめに掃除をしましょう。
9月~11月、3月~5月にかけて、冷房と暖房の両方を使わない季節がエアコンクリーニングには適した時期です。業者も繁忙期でないため、クリーニング実施日も希望通りの日時が取りやすいといったメリットもあります。
汚れがたまったまま暖房や冷房を使用すると、フィルターの目詰まりなどで効率が下がります。
理想的には半年に1度、少なくとも1年に1度は、プロによる徹底的なクリーニングをおすすめします。
アレルギーが気になる方は特に意識しましょう。
室外機の本格的なクリーニングも、プロに頼みましょう。
詳しくはエアコンクリーニングページをご覧ください。
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