2020/10/08

おそうじ・メンテナンス

適切な換気で
快適な暮らしを

メンテナンスNAVI

健康生活は室内の空気環境から

すてき度

SHARE

facebook twitter line

マンションの空気の流れ

気密性の高いマンションに欠かせない換気。 下の図はマンション室内の空気の流れをイメージしたものです。マンションでは、給気と排気を行い常に換気することによって、健康的な空気環境を維持しています。 より効率的な換気のためには、給気口、換気口、エアコンなどのお手入れが大切です。

o01_002.jpgマンション室内の換気循環

正しい換気のコツ

毎日の換気では、以下のポイントに気をつけると効果がアップします。

  • 1カ所の窓を開けるのではなく、なるべく対角線上になるように2カ所を開ける。
  • 空気の入り口となる窓を15cmくらい開け、出口となる方の窓を全開にする。
  • 空気がよどんでしまう場所は扇風機などを回す。
  • 晴れた日の湿度の低い時間帯に換気する。(秋・冬ならば12時~14時、春・夏ならば12時~16時)
  • 家具は壁から5cmほど隙間を空けて設置する。
  • レンジフードを使うときは給気口や窓を開ける。

エアコンから「コポコポ」音がする?

o01_007.jpg

気密性の高いマンションでは、室内と室外の気圧差により、エアコンのドレンホースが空気の通り道になることがあります。
強風のときや換気扇を使用した際、ドレンホースから空気が入り込み、室内機で発生した水がうまく流れず「コポコポ」と音を立てることがあります。
このコポコポ音は、給気口や窓を開けるなど、換気を徹底すると改善する場合があります。

自分でできること

お部屋の様々な場所にある空気の通り道。給気口や換気口の位置や役割を知って、効果的にお掃除しましょう。

給気口のお手入れ

o01_003.jpg

給気口からは空気と一緒に外気の汚れも入ってきます。給気口が汚れていると十分な換気が行えず、換気効率が下がってしまいます。

給気口のフィルターは2~3ヶ月に1度水洗いをし、半年を目安にフィルター交換をしましょう。

  • 花粉などに対応するフィルターもあります。
  • 給気口にフィルターが付いていない場合は、フィルター付きの給気口へ交換することもできます。

洗面室・トイレの天井の換気口掃除

o01_004.jpg

つい忘れてしまいがちなのが、天井の換気口。放っておくとホコリがたまり空気の通路をふさいでしまいます。

掃除機や柄の長いモップなどを使ってこまめにお掃除しましょう。

窓のサッシと網戸のお手入れ

<サッシ>

o01_005.jpg

ホコリやゴミが原因で動きが悪くなる前に、月に1度はレールのお掃除をしましょう。

アルミ部分の汚れがひどいときは以下の手順でお掃除します。

  • 台所用中性洗剤を
    含ませた雑巾で
    汚れを落とす
  • 水拭きする
  • から拭きする

<網戸>

o01_006.jpg

網戸についた汚れやホコリは、窓を開けたときに風と一緒にお部屋に入ってきます。週に1度は、はたきやブラシなどで払いましょう。

また、網戸の片面に新聞紙をあて、反対側から掃除機をかけてホコリを吸い取る方法もおすすめです。

こんなところはプロにおまかせ!

空気にまつわる設備の中には、日常のお掃除では手の届かない箇所や、メンテナンスに専門技術が必要な機器もあります。
以下のような箇所は、ぜひプロに相談してください。

エアコン清掃

o01_008.jpg

普段のお手入れでは、フィルターを外して外側から掃除機をかけ、目に詰まった細かなホコリはシャワーをかけて洗い流します。

★1年に1度は、定期的なプロのエアコンクリーニングをおすすめします。

エアコンクリーニング 詳細はこちら

キッチン換気扇清掃

o01_009.jpg

キッチンの換気扇をきれいにすることも換気効率の改善につながります。

換気扇のファン・フィルターなどのしつこい汚れの清掃は、専門業者に依頼してしっかりきれいにしてもらいましょう。10~15年程度使用していて、「モーター音がうるさい」「吸い込みが悪い」などがある場合は交換を検討しましょう。

キッチン換気扇クリーニング 詳細はこちら

換気ダクト清掃

o01_010.jpg

換気扇から外部排気口までの換気ダクト(配管部分)の内部は長期間の使用により、油やホコリが蓄積されます。そのままの状態では、換気力が低下するだけでなく外部の排気口周りが汚れ、マンションの美観を損ねてしまいます。

ご自身で行うのは難しい作業なので、プロによる清掃をおすすめします。

換気ダクト清掃 詳細はこちら

まとめ

毎日の換気と効果的なお手入れ、そして、プロによるメンテナンスを組み合わせて、お部屋の空気を爽やかに維持していきましょう!

関連記事

健康生活は室内の空気環境から 正しい換気のコツ 自分でできること こんなところはプロにおまかせ!
Scroll