給湯器は使用年数や故障によって、交換しなければならない時期がやってきます。急な故障で困る前に、交換時期の目安を知り、故障前に交換を行うと安心です。
1回目の給湯器交換については、築14年のマンションにお住まいの方で約半数、築10年の方でも約2割の方々が給湯器を交換しています。築10年~15年の方は、給湯器の交換目安時期が来ています。交換時期が近づいている方は、故障する前に早め早めに準備していきましょう。
※グラフデータ出典 ALIA(一般社団法人リビングアメニティ協会)
住宅部品の残存率等推計調査より交換率を算出
給湯器の能力は「号数」で表されます。「号数」とは、水温+25°Cのお湯が、1分間に出る量(L)のことです。
例えば1分間に24Lのお湯が出せれば24号となります。※1
号数が大きいほど、一度に大量のお湯を使うことができます。
マンションでは主に24号、20号、16号が設置されており、住戸によって異なります。
※1.配管条件(配管長・配管径・配管経路)、給水圧、給水温により異なる場合があります。
※号数の変更は、お住まいの地域のガス事業者の許可が必要となり、変更できない場合があります。
参考:リンナイHPより
マンションでは主に、共用廊下側のメーターボックス付近に設置されているタイプとバルコニーに設置されているタイプがあります。
設置場所によって機種や排気のタイプが異なります。
全自動でたし湯や沸きあげができて、配管の汚れもスッキリキレイにできるフルオートタイプがおすすめです。
※1 再沸きあげ直後の入浴時等、条件によってはこの機能を自動休止する場合がございます。
※2 残り湯の量によっては多少水位がばらつきます。
参考:リンナイHPより
「エコジョーズ」とは、少ないガス量で効率よくお湯を沸かす省エネ性の高い給湯器です。
効率がアップすると、ガスの消費量が少なく済むので、環境にやさしく、ガス料金の節約にもつながります。
※機種により異なります。
出典:一般社団法人日本ガス協会HPより
環境にもお財布にも優しい
従来捨てていた約200℃の燃焼ガスを再利用してお湯を作ります。
毎日使うと考えるとCO2の排出量を約15%削減できます。同時にガスの消費量を抑えることにもなるので、ガス代もオトク。
※設置状況により、設置できない場合があります。
参考:ノーリツ調べ
★ランニングコストの計算について
(お客さまの給湯・ふろの使用量、燃料単価、施工条件などにより料金は変化するため、実使用とは異なります。)
・試算データの燃料単価は、LPガス:4.9円 ⁄ MJでの算出です。(LPガス料金はいずれも全国平均)
・ランニングコストは消費税相当額加算前の金額で算出されています。
★給湯1年当りのガス料金の算出方法
給湯使用条件(4人家族想定、入水温度は通年で15℃)
・ふろお湯はり:200L×(42℃-15℃)
・シャワー:12L ⁄ 分×5分 ⁄ 人×4人=240L×(40℃-15℃)
・洗面:6L ⁄ 分×2分 ⁄ 人×4人=48L×(40℃-15℃)
・台所:8L ⁄ 分×3分 ⁄ 回×3回=72L×(37℃-15℃)
・給湯熱量:14,184kcal ⁄ 日×365日 ⁄ 年=5.18Gcal ⁄ 年
追いだき使用条件
保温運転にて約4時間/日(2,670kcal/日)
追い炊き日数:300日/年
ふろ熱量2,670kcal/日×300日/年0.80Gcal/年
参考:ノーリツHPより