2023/07/03

インテリア

暑い夏を乗り切るためにカーテンを見直してみる

暮らしの知恵Q&A

暑い日はエアコンの効いた部屋で快適に過ごしたいものですが、電気代が値上がりし、冷房費も気になるところ。そこで注目したのが、夏のきつい日射しと熱を遮ってくれる「カーテンの活用」です。

外の暑い熱はどこから入ってくるのでしょうか?
答えは開口部=窓です。夏の昼間の冷房時(27℃の場合)、室内に入り込む熱の実に7割以上が窓からという調査データ(※ 1)もあります。
ということは、窓から入る熱をうまくコントロールすれば、エアコンの冷房効率も上がり、電気代を安く抑えることもできるはずです。
最近は、遮熱性や遮光性に優れる高機能カーテンがたくさん登場しています。この夏、暑さ対策にカーテンを見直してみませんか?

※1 経済産業省 資源エネルギー庁「省エネポータルサイト」より

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遮熱カーテンとは、基本的にレースカーテンのことを、遮光カーテンはドレープ(厚手の布地)カーテンのことを指します。
遮熱カーテンは特殊な糸を使うことで熱を反射し、室内温度の上昇を抑えます。遮光カーテンは、表地と裏地の間に黒い糸が織り込まれ、光を通しにくくなっています。
レースの遮熱カーテンと、ドレープの遮光カーテンをうまく組み合わせることで、日中でも気持ちのいい室温で過ごすことができます。

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遮熱+外から透けて見えにくい“ミラー”機能もある
レースカーテン。AC2623 標準参考価格(※ 2)29,800円(サンゲツ)

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明るい色味ながら遮光+ウォッシャブルの高機能ドレープカーテン。
AC2467 標準参考価格(※2)
49,600円(サンゲツ)

おすすめの遮熱カーテン

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先染め糸が波型に編み込まれ印象的。
AC2605 標準参考価格(※2)31,600円(サンゲツ)

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先染め糸が波型に編み込まれ印象的。AC2605 標準参考価格(※2)31,600円(サンゲツ)

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ベージュ系のナチュラルな色合い。
AC2621 標準参考価格(※2)29,800円(サンゲツ)

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ベージュ系のナチュラルな色合い。AC2621 標準参考価格(※2)29,800円(サンゲツ)

おすすめの遮光カーテン

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質感のある織でトレンドのグレイ系。
AC2431 標準参考価格(※2)58,900円(サンゲツ)

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質感のある織でトレンドのグレイ系。AC2431 標準参考価格(※2)58,900円(サンゲツ)

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白地の遮光カーテンで明るい空間に。
AC2465 標準参考価格(※2)50,300円(サンゲツ)

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白地の遮光カーテンで明るい空間に。AC2465 標準参考価格(※2)50,300円(サンゲツ)

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ロールスクリーンやブラインドにも、それぞれ高機能な遮熱タイプがあります。
ロールスクリーンは遮熱効果のある厚手の生地のほか、レースのような透け感のあるものも選べます。
縦型のバーチカルブラインドは、ブラインドの角度によって光の入り方をコントロールできるので便利です。
また、どちらも遮光タイプがあるのでカーテン同様に組み合わせてもいいでしょう。

ロールスクリーン

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フルフィR 標準参考価格(※2)
55,000 円(サンゲツ)

バーチカルブラインド

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フルフィV 標準参考価格(※2)
105,000 円(サンゲツ)

※2 幅200cm×高さ200cmの標準仕様の場合。価格は税別表示

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一般社団法人日本インテリア協会の基準では、熱を25%以上カットするカーテンに遮熱マークが付いています。一方、遮光には1~3級の等級があり、1級の中でもさらに細かく分かれています。「室内を真っ暗にしたい」「少しは光を感じたい」など人によって希望はさまざま。イメージに近いかどうか、店頭でしっかり確認しましょう。家庭用洗濯機で洗えるかどうかも大切なポイントです。

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オーダーカーテンは既製品とは違い、窓のサイズに合わせて注文するので、当然ながらジャストサイズのものを作ることができます。生地の素材や色、柄などが豊富で、カーテンのスタイル(ドレープ、レース、ブラインド、ロール、シェードなど)も選べます。
また、カーテンのヒダ(上部をつまんでウェーブを出す)を多くしたり、少なくしたりということも可能です。
カーテンをまとめて縛るタッセル、カーテンレールを隠せるカーテンボックスなど、好みに合わせて選んだり、付けたりすることもオーダーカーテンならではの魅力です。
逆にデメリットは、注文を受けてから縫製をするので、納期が1~2週間程度かかることと、一般的に既製品よりは価格が高いという面でしょう。

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カーテンを選ぶポイントは、主に5つあります。
1つめは、部屋のイメージを持つ、ということです。ショールームに行って選ぶのであれば、例えば部屋のイメージ画像をショールームのコーディネーターに見せることで、イメージを共有でき、おすすめの生地やスタイルをアドバイスしてもらえます。
2つめは、窓のタイプ(掃き出し窓、出窓、腰窓など)やサイズ、用途によって、カーテンのスタイルを決めることです。
3つめは、生地選びです。生地によって作ることができるスタイルが違うので、よく確認しましょう。
4つめは生地の機能性です。遮熱、遮光、ウォッシャブルなど、どういった機能が必要かを考えて選びましょう。
5つめは、壁や床、家具などと合うものを選ぶということです。カーテンは部屋に占める面積が大きいので、部屋の印象を大きく左右します。
自分好みの空間にできて、機能性も備えたカーテンを選んでみてください。詳しくは、以下でも紹介されています。

カーテンの選び方(サンゲツwebサイト)

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本来はプロに任せるのがベストですが、測る部分は幅と高さなので、ルールを知っていれば自分で測ることができます。
レールがあるカーテンの場合、まずレールの長さを測りましょう。そして、以下の式にあてはめると幅が出ます。

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例えば、レールの長さが200㎝の場合、幅は214㎝になります。両開きのカーテンの場合、ヒダが縮もうとする性質があるので、幅に7%のゆとりを持たせるのがおすすめです。

また、丈はカーテンランナー(フックをかける部品)の穴から床までを測り、以下の式にあてはめます。

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例えば、床までの高さが180㎝の場合、179㎝が仕上がり丈になります。
1㎝短くするのは、床すれすれにカーテンがくるのが理想的とされているためです。腰窓の場合は、逆に15㎝出すときれいな仕上がりになります。
詳しくは、以下でも紹介されています。

カーテンの測り方(サンゲツwebサイト)

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自宅での洗い方や干し方など、正しい方法を
知ってきれいに保ちましょう。

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    洗濯ラベルの左上にこのマークが付いていたら家庭用洗濯機で洗ってもOK。数字は水温の上限で、40なら40℃以下のお湯で洗えます。

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    フックを外し、屏風だたみにして目が細かいネットに入れます。おしゃれ着用洗剤を使って弱めの水流で洗いましょう。

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    脱水は30秒以内を目安にかけすぎないように。フックを付け、元のレールに吊って乾かすとシワになりにくく、きれいに乾きます。

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    ブラッシングしてほこりを払い、希釈した中性洗剤を布にふくませやさしく拭きます。まめに開け閉めするのもほこりをため込まないコツです。

取材協力:株式会社サンゲツ

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