2025/01/08

旅・レジャー

読者が選んだ日本の温泉&旅行専門誌のプロが注目の温泉地を紹介

地元で愛されるお気に入りの温泉がランクイン!

『すてき生活』読者から寄せられた「お気に入りの温泉」を発表! 魅力ある温泉地に加え、旅行専門誌が注目する、人気急上昇の温泉地も合わせてお楽しみください。

協力/ノジュール編集部
メインビジュアル写真提供/THE KUKUNA Resort&Spa

発表!読者が選んだ温泉ランキング 発表!読者が選んだ温泉ランキング

誌上アンケートでは、「景色の美しさ」「街の雰囲気」「周辺の観光スポットの充実」などなど、たくさんのリアルな推薦コメントが届きました。これらも参考に、お気に入りの温泉地を見つけてみてください。

1位〜20位

読者が選んだ温泉20選 1位~20位のリスト

21位〜50位

読者が選んだ温泉 21位~50位のリスト

50位以下は都道府県別にご紹介

読者が選んだ温泉 50位以下のリスト
「1位〜7位」をクローズアップ!読者が選んだ温泉紹介 「1位〜7位」をクローズアップ!読者が選んだ温泉紹介
読者投票 第1位

有馬温泉【兵庫県神戸市北区有馬町】

「金泉」「銀泉」で知られる日本三古泉

由緒ある元湯として知られる「有馬本温泉 金の湯」の建物横には、金泉が楽しめる無料の足湯も。有馬温泉の清流・有馬川に広がる有馬川親水広場。 由緒ある元湯として知られる「有馬本温泉 金の湯」の建物横には、金泉が楽しめる無料の足湯も。有馬温泉の清流・有馬川に広がる有馬川親水広場。

「金泉と銀泉が楽しめる!
とろりとした金泉はまったりでよい。
さらっとした銀泉は1日何回も入りたくなる。温泉街はお財布にもお腹にも優しい」
(兵庫県・50代)

「言わずと知れた名湯。こぢんまりとしているから回りやすい。
また、比較的都市部にも近く、神戸の街並みを楽しんだあとに行けるのもよい」
(愛知県・30代)

源泉が湧き出るスポットと赤い橋

(写真左)街に点在する泉源(写真右)温泉地の入口に架かる、鮮やかな朱色のねね橋。

「日本書紀」や「古事記」にも登場し、日本三古湯や三名泉のひとつにも数えられている有馬温泉。周辺には火山はありませんが、温泉が湧き出る不思議な場所です。環境省の指針により療養泉として指定されている10の主成分のうち7つが含まれており、世界的にも珍しい多くの成分が混合した温泉です。

「肌にとっても合っていた! 街並みも好き!」(大阪府・40代)

「とにかくお湯がいい! 銭湯感覚で入れる日帰り湯の金泉、銀泉があり楽しめます」(東京都・50代)

「子どものころから何回も利用してきました。地元で自慢の温泉です!」(兵庫県・60代)

「景色がキレイで、駅のまわりもオシャレ」(大阪府・30代)

読者投票 第2位

草津温泉【群馬県吾妻郡草津町】

硫黄の香り漂う関東を代表する名湯

草津温泉の源泉が湧き出る様子

自然湧出量は日本一を誇ります。1日にドラム缶約23 万本分もの温泉が湧き出しており、「源泉かけ流し」を存分に満喫できます。泉質は日本有数の酸性度を誇り、殺菌作用も抜群です。

河原公演の大露天風呂と湯もみ体験場の様子

(写真左)西の河原公園には日本有数の大露天風呂がある。(写真右)源泉を冷ます湯もみ体験も人気。

「雪景色の湯畑が美しく、湯もみ体験など子どもも大人も楽しめます」(神奈川県・30代)

「冬は雪を見ながら入る露天風呂の景観が素晴らしい」(茨城県・50代)

「外湯めぐりが多くて昼も夜も楽しいところです」(東京都・70代)

「湯畑の硫黄の香りがたまらない」(埼玉県・30代)

読者投票 第3位

箱根温泉【神奈川県足柄下郡箱根町】

「箱根十七湯」を楽しむ一大温泉街

湯舟にかけ流される源泉の様子

Forest green / PIXTA

箱根七湯として開湯し、現在では二十湯までに増えた温泉場。二十数種類もの多彩な泉質が大きな魅力です。病気療養を目的とする湯治の場としても古くから人気があります。

雪山を走る箱根登山電車と賑わう箱根湯本駅前商店街

(写真左)四季を楽しめる山岳鉄道・箱根登山電車。(写真右)玄関口として賑わう箱根湯本駅前商店街。

「登山電車やロープウェイなどの乗り物も豊富で子連れにも◎」(神奈川県・50代)

「色々な温泉があるので、とても楽しめます」(神奈川県・40代)

「アクセスの良さ。すぐに温泉街の非日常に飛び込めるのが魅力」(神奈川県・30代)

「さまざまな泉質がある」(東京都・40代)

読者投票 第4位

城崎温泉【兵庫県豊岡市城崎町】

風情ある温泉街を浴衣で散策

詳しく

雪の降る城崎温泉地

川沿いの柳並木と歴史的な建築物が美しい温泉街。浴衣をレンタルして、趣の異なる外湯めぐりや湯上がりスイーツを楽しみながら風情ある街並みを散策できます。冬季の松葉ガニも人気です。

「雪が降る1月の街並みは特に風情がある。蟹もとても美味しい」(大阪府・20代)

「朝市も開かれ入浴以外でも楽しめる」(大阪府・60代)

「外湯めぐりで心身ともに癒やされます!」(兵庫県・30代)

「水族館があり、子どもとの旅行でも楽しみが多い」(大阪府・40代)

読者投票 第5位

別府温泉【大分県別府市】

豊富な湧出量を誇る温泉地

詳しく

湯気が上る別府温泉の外観

別府八湯で知られ、日本有数の源泉数と湧出量を誇る温泉街。千年以上も昔から噴気や熱泥、熱湯などが噴出し、地獄と呼ばれた鉄輪・亀川地区の地獄めぐりも観光名所として有名です。

「蒸し風呂や泥湯、砂風呂など種類も多彩で回りきれないほど楽しめる」(東京都・50代)

「湯けむりのある風景が好き」(兵庫県・40代)

「身体の芯まで温まる。地獄湯めぐりも楽しい」(大阪府・40代)

「3世代で何度か訪問。周辺の旅館の雰囲気がよいです」(沖縄県・30代)

読者投票 第6位

下呂温泉【岐阜県下呂市】

飛騨川の流域に湧く日本三名泉

詳しく

積雪の露天風呂風景

写真提供/岐阜県観光連盟

飛騨川を中心に、歓楽的な賑わいと山里の風情が調和する天下の名泉。美人の湯と称される癒やしの温泉を、湯めぐり手形で満喫するリピーターの姿も多く見られます。

「お湯がなめらかで肌がツルツルに。すごく気持ちよかった」(神奈川県・30代)

「適度な混み具合でちょうどいい」(愛知県・50代)

「思い出が多い場所。花火も素敵」(愛知県・30代)

読者投票 第7位

道後温泉【愛媛県松山市】

3千年を超す歴史の日本最古湯のひとつ

詳しく

夜に明かりがつく道後温泉

兵庫の有馬温泉、和歌山の白浜温泉と並ぶ日本最古の湯。刺激が少ないアルカリ性単純泉の湯質や、全国的にも珍しい無加温・無加水の源泉かけ流しでも有名です。

「歴史的な建造物がある。昔からの温泉地だが、明るく開放的な雰囲気がよい」(神奈川県・60代)

「温泉街にアートを取り入れている」(兵庫県・50代)

「とにかく風情のある街です」(岡山県・30代)

温泉の湯舟越しに見える富士山

写真提供/THE KUKUNA Resort&Spa

Column

編集部おすすめ!絶景の富士山を独占!

圧倒的な富士山ビューを楽しみながら温泉に入れるって、最高ですよね。特に山梨県側の温泉は気象条件にも恵まれ、絶景を生かした設計の日帰り温泉施設や素敵な温泉宿など、温泉と景色を堪能できるおすすめのスポットです。

Interview

「キーワードは“リノベーション”。人気再燃の温泉街に注目」

「温泉」は私たちの雑誌『ノジュール』でも人気のある企画で、よく特集に取り上げています。癒やし効果や健康、美容など、温泉に求める目的は、人それぞれ異なるとは思いますが、みなさん、温泉だけではなく、周辺の観光や文化体験、食事なども含めた総合的な楽しみ方をされている印象です。
そんななかでも、『ノジュール』ではかつての賑わいを失った温泉街が、官民一体となって再生を図り、現代のニーズに合わせてリノベーションを進めた「リノベーション温泉街」に注目しています。
これらの温泉街では地元の魅力を再発見でき、昭和レトロな雰囲気の街並みを散策したり、古民家を改装したカフェや雑貨店で空気感を楽しんだり、地元のものづくり体験などを楽しんだり、幅広い世代が思い思いに過ごしているのも特徴的です。
また、コロナ禍を経てここ数年は一人旅の需要が増え、一人で宿泊できる温泉旅館も増えてきている印象です。誰に気兼ねすることもなく、朝な夕な、湯浴みを楽しむ一人旅もおすすめです。
お気に入りの温泉地を、ぜひみなさんも見つけてみてください。

寺田真輝さんの正面写真

寺田真輝さん

株式会社JTBパブリッシング ノジュール編集長

プロフィール

出版社での記者経験を経て2004年JTBパブリッシングに入社。ガイドブック編集部などで経験を積み、2018年からカード会員誌編集長、2021年からWebメディア『るるぶ&more.』編集長、2024年から現職。

おトクな旅行術や厳選した
観光情報・暮らしの情報も掲載中

すてき度

みなさんのハートマークが集まるとすてき度が上がります

気になる!
いいね!
すてき!
ファンタスティック!

「すてき度」はみなさんの記事に対する興味のバロメーターです。
記事の閲覧数、ハートマークのクリック数に応じて、「気になる」「いいね!」
「すてき!」「ファンタスティック!」の4段階で「すてき度」が表示されます。
いいなと思った記事は(ハートマーク)を押してくださいね!

お気に入りボタン

いいなと思ったらハートマークをクリック!

お気に入りボタン

すてき度バローメーターとは? >>

SHARE

facebook twitter line

関連記事

Scroll