セルフメンテナンスのススメ
排水管のこまめな洗浄でニオイを予防しよう!
生ごみのニオイが気になる季節。実はそのニオイの原因が排水管にある可能性も。日常的な清掃で使われる洗浄剤も、使用方法を誤ると固形化したり油分と混じって思わぬ異臭の原因となりかねません。キレイな排水管は清潔なマンションライフの基本です。
気になるニオイを解決
生ごみのニオイを予防する
①水気を切る
水気があると雑菌の活動が活発になります。しっかり水気を切ることと、野菜の皮などは濡らさず新聞紙などでくるんでそのまま捨てましょう。
②アルコールで除菌
生ごみにじかにキッチン用アルコール除菌スプレーをかけ、雑菌を減らしましょう。
③温度をさげる
温度が上がると雑菌の活動が活発になります。生ごみを入れるゴミ箱はなるべく涼しい場所に置きましょう。
ディスポーザーの正しい使い方
ディスポーザーは忙しい主婦のひと手間省略にも、お料理好きのキッチン片付けにも大きく貢献しています。ところが、間違った使い方をしていると、破砕室や排水管が詰まり、逆に臭気発生の原因になることも。正しい使い方で快適ディスポーザーライフを!
〈POINT / 給水は長めに!〉
…破砕室のモーターへの過負荷や生ごみの詰まり、トラップパイプおよび排水管の詰まりを防ぐ
必ず給水してからディスポーザーを作動、メーカー推奨の給水量・給水時間を守りましょう。
〈POINT / 適量の給水が必要!〉
…トラップパイプや排水管内での破砕生ごみの滞留を防ぐ
自動給水装置付きのディスポーザーでない場合は、破砕音がしなくなってもしばらく(5秒程度)は、水を流し続けましょう。
〈POINT / ディスポーザーに投入できないものに注意!〉
…故障や詰まりの原因になる
●繊維質が多い植物や貝殻類
栗の皮、竹の子の皮、とうもろこしの皮と芯、大量の枝豆の皮、バナナのヘタ、パイナップルの芯と皮、生花、貝類や卵の殻 など。
●固い生ごみや柔らかい生ごみ
牛・豚などの大きな骨、多量の生米、堅い餅、蟹の殻、梅干の種、大型の魚の骨、生魚や生肉の皮 など。
●薬品類、高温のもの
殺虫剤、除草剤、酸性・アルカリ性洗剤、熱湯、熱い天ぷら油、熱いカレー など。
●食品以外
金属、プラスチック、樹脂、ゴム、紙、木材、陶器類、硝子、ラップ、タバコの吸いがら など。
※投入口に多量の食用油、台所洗剤、生クリーム、マヨネーズを入れると、正常な処理ができなくなる原因になります。
※ディスポーザー排水処理システム(専用排水管・処理槽等の設置)のないマンションでは、個人による後付けのディスポーザー設置は原則禁止されています。