2026/01/07

ライフスタイル

【お部屋の乾燥対策】上手な加湿の方法を教えて

空気が乾きやすい季節、お肌や喉の調子を健康に保ちましょう

冬のお部屋は、暖房の影響で空気が乾きやすくなります。肌や喉の不調を防ぐためには、加湿器を使って湿度を上手にコントロールすることが大切。今回は加湿器の選び方や使い方のポイントを、ダイニチ工業さんにお聞きしました。

Q:加湿器にはどんな種類がある?どう選ベばいいの?、A:大きく分けて4種類。部屋や目的に合わせて選びましょう Q:加湿器にはどんな種類がある?どう選ベばいいの?、A:大きく分けて4種類。部屋や目的に合わせて選びましょう

加湿器の種類は超音波式、スチーム式、気化式、ハイブリッド式の4つに大きく分かれます。卓上などのデスクまわりに向くのは超音波式、冬の寝室や子ども部屋にはスチーム式が適しています。リビングやLDKなどの広めの空間には気化式やハイブリッド式がおすすめです。

タイプ
特徴
超音波式 超音波式
超音波で水を細かなミストにして放出するタイプ。動作音が静かで小型機も多く、デスクまわりや個室などにおすすめ。こまめな水替えやタンク洗浄が必須。
スチーム式 スチーム式
水を沸騰させて蒸気を放出するタイプ。立ち上がりが早く、空気がすぐに潤うのが特徴。高温の蒸気で衛生的に加湿できるため、冬の寝室や書斎などに最適。
気化式 気化式
フィルターに含ませた水を風で蒸発させるタイプ。24時間換気が効いているリビングなど、長時間つけっぱなしにしたい空間に最適。省エネ性が高く、静音性にも優れる。
ハイブリット式 ハイブリット式
ヒーターで温めた空気を使って水を効率よく気化させるタイプ。広いLDKや家族の集まる空間におすすめ。室温や湿度に応じて自動で出力を調整でき、省エネ運転もしやすい。

※ハイブリッド式には加熱した水に細かい振動を与え、霧状にして空気中に噴霧し加湿する「超音波式×加熱式」もあります。

Q:部屋の広さに合う加湿量の目安は?、A:加湿器を選ぶ際は、部屋の広さに見合った加湿量を知っておくことが大切。 Q:部屋の広さに合う加湿量の目安は?、A:加湿器を選ぶ際は、部屋の広さに見合った加湿量を知っておくことが大切。

ダイニチ工業のWebサイトでは必要な加湿量の計算ができます。

Q:加湿器はどこに、どのように設置するのが効果的??、A:加湿器は床より少し高い位置に置くのが基本です。 Q:加湿器はどこに、どのように設置するのが効果的??、A:加湿器は床より少し高い位置に置くのが基本です。

床付近では湿った空気が滞りやすく、ほどよい高さをつけることで部屋全体に潤いが広がります。
また、エアコンの風が直接当たらない場所を選ぶのも大切です。乾いた温風が当たるとセンサーが正確に湿度を感知できなくなります。
窓際や壁際に置くと結露やカビの原因になるため、加湿器はそこから20〜30センチほど離して設置を。近くに湿度計を置き、40〜60%を目安に保てば快適です。

ワゴンや台などに載せて床より少し高い位置に置く、壁や窓から20~30センチ離す、加湿器の潤いをエアコンの風の流れにのせて部屋中に広げる
Q:加湿器は冬以外の季節にも使える?どんな使い方がおすすめ?、A:加湿器は、季節ごとの使い方を工夫することで、一年中、快適な空気づくりに役立ちます。 Q:加湿器は冬以外の季節にも使える?どんな使い方がおすすめ?、A:加湿器は、季節ごとの使い方を工夫することで、一年中、快適な空気づくりに役立ちます。

冬は加湿することで体感温度が上がり、暖房を強くしなくても快適に過ごせます。空気が潤うとウイルスの活動も抑えられ、風邪予防にも効果的です。
夏は湿度が高いように感じますが、エアコンを長時間使うと部屋の空気は意外と乾燥しやすくなります。湿度センサー付きの機種を使えば、過加湿を防ぎながら心地よい環境を保てます。
さらに春は、加湿によって花粉やホコリが床に落ちやすくなり、空気中に浮遊するのを抑える効果があります。

ダイニチ工業HD-LX1025の正面写真

ダイニチ工業
HD-LX1025

広いLDKにも対応する大容量モデル。静音設計と省エネ性能を兼ね備え、一年を通して部屋の湿度を快適に保ちます。

リビングに置かれた加湿器の写真

スマホやタブレットを使って運転のオン/オフや湿度の設定などをコントロールできます。

観葉植物が置かれたリビング

部屋の空気を適度な湿度(40〜60%)に保つことは、人だけでなく家具や床材の保護、観葉植物の健康にもメリットがあります。

Q:加湿器の上手なお手入れの方法が知りたい、A:加湿器を安全かつ快適に使い続けるためには、日々のお手入れがとても重要です。 Q:加湿器の上手なお手入れの方法が知りたい、A:加湿器を安全かつ快適に使い続けるためには、日々のお手入れがとても重要です。

とくに水まわりの家電は、メンテナンスを怠ると雑菌が繁殖し、健康への影響が出る可能性もあります。タンクの水は毎日新しい水道水に入れ替え、継ぎ足しは避けることが基本です。
また、フィルターやトレイなど水が通る部分は、取扱説明書に沿って定期的に洗浄や、汚れ具合に応じた交換を行いましょう。
洗浄の際は水洗いを基本とし、アルコールや強い洗剤は素材を傷めるため使わないのが安心です。シーズンオフに収納する際は、各部をしっかり乾かしてから保管し、ホコリが入らないよう箱や袋に入れておくと長持ちします。正しいお手入れが、清潔で安心できる加湿環境を支えてくれます。

  • 水は毎日入れ替える(継ぎ足しはNG)
  • フィルターやトレイは定期的に洗浄・交換
  • 洗浄は水洗いが基本(アルコールや強い洗剤は不可)
  • フィルターは吸水しなくなったら交換サイン
  • 保管時はよく乾燥させてからホコリを遮断
水洗いされるフィルター

フィルターのお手入れはけっこう面倒なもの。使い捨てタイプのフィルターが利用できるモデルであれば、手間が少なくて済みます。

ハンドル付きスポンジで水洗いされるタンク

タンクの洗浄は水洗いが基本。ハンドル付きのスポンジなどを使って素材を傷つけないように奥までやさしく洗いましょう。

Column

タンクやトレイ、気化フィルターの洗浄にはクエン酸と重曹が有効

加湿器のタンクやトレイ、気化フィルターなど、水が通るパーツには汚れが付着しやすく、水アカやカビが発生しやすい部位です。水アカにはクエン酸、ニオイ対策には重曹が向いており、それぞれ用途に合わせた洗浄方法を選ぶと効果的です。
洗う際は、40℃ほどのぬるま湯を入れた容器に粉末を溶かします。粉末の量はクエン酸は4リットルあたり約25グラム、重曹は4リットルあたり約150グラムが目安となります。パーツをその溶液に浸し、30分〜2時間置いてから、スポンジやブラシで軽くこすり、最後に水道水で丁寧にすすいで乾かしてください。

用意されたファイルケース

気化フィルターをクエン酸や重曹で浸け置きする場合は、バケツの代わりにファイルケースを使うと作業しやすく便利です。

お湯を入れて粉末を入れられるファイルケース

ファイルケースに40℃くらいのお湯を入れ、そこにクエン酸や重曹の粉末を溶かします(粉末の量はクエン酸・重曹のメーカーの取扱説明書の記載に従ってください)。クエン酸と重曹を同時に入れないようにしましょう。

粉末を溶かしたファイルケースに入れらえる気化フィルター

クエン酸もしくは重曹を溶かしたお湯に気化フィルターを浸けます。

浸け置きされた気化フィルター

30分から2時間ほど浸け置きします(浸け置き時間はクエン酸・重曹のメーカーの取扱説明書の記載に従ってください)。

水道水ですすがれる気化フィルター

水道水で2分以上を目安にしっかりとすすいで、乾かしてください。

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