健康な暮らしにはキレイな空気が欠かせません。給気口や窓まわり、換気扇など空気の通り道をお掃除し、新鮮な空気を循環させましょう。
◎給気・排気口・ダクト配置イメージ
マンションは気密性が高いので、新鮮な空気を循環させるために給気口は常に開けておく必要があります。フィルター付き給気口は3カ月に1回程度フィルターを水洗いし、半年に1回交換しましょう。
➊新聞紙や段ボールを部屋側からあてて、外側から掃除機でホコリを吸い取ります。
※掃除機を強く押しつけると網が破れることがありますのでご注意ください。
➋中性洗剤を入れたお湯を雑巾に含ませ網戸をやさしく拭き、汚れを落とします。
➌乾いた雑巾で水分をやさしく拭き取りましょう。
古い網戸やプリーツ式の網戸は切れるおそれがあるので、扱いに注意してください。
はじめにブラシを使ってホコリや砂などを取り、仕上げに布を巻きつけた棒でふき取るときれいに仕上がります。
掃除に役立つツール その1
ハードとソフトの2種類で用途にあわせて使いやすいブラシ。
掃除に役立つツール その2(作り方)
割り箸など、持ち手部分を残して布を巻き付け、上から輪ゴムで固定し完成。
浴室・トイレ・洗面所の換気扇は掃除機でホコリを吸いとる時、フィルター・カバーの水洗い時は「方向」に注意。
フィルターを取り外して、ホコリの付着面から大きなホコリを取り除いて中性洗剤を吹きかけブラシでこすります。ホコリの付着していない面から水をかけます。
※❸はホコリ付着面からかけると水でホコリがフィルターの目に押し込まれ、詰まりの原因になります。
お風呂の換気扇はカビや汚れが付着しやすい場所。特に浴室乾燥機を使っている場合、衣類からのホコリも溜まります。
・ 2カ月に1回程度フィルターを外し洗いましょう。
・ 水洗い後はよく乾燥させてから戻します。
※フィルター取り外しの際は、安定した台を使い転倒に注意してください。
トイレットペーパーの微細な紙クズや衣類から舞った繊維やホコリがカバーに溜まります。表面のホコリは掃除機や柄の長いモップで取り、3カ月に1回程度カバーを外し洗いましょう。
フィルターなど外せる部品をとり外し、アルカリ性洗剤(重曹など)で洗いましょう。
お部屋や空気をキレイにするための掃除機や空気清浄機は、定期的にお手入れしないと、溜まった汚れやカビを部屋中にまき散らすことになります。キレイな空気を保つためにお手入れをしましょう。
お部屋をキレイにするための掃除機が汚れているのは不衛生!サイクロン式掃除機は、フィルター掃除が必要です。ホコリやゴミが溜まっていると、吸引力が弱まったりニオイの原因となります。取扱説明書にしたがって、定期的なお手入れをしましょう。
ロボット掃除機など回転ブラシを備えたタイプは、ブラシ部分に髪の毛やホコリが絡まりやすいのでお手入れを欠かさずに!
ブラシ部分
絡まった髪の毛や糸くずはハサミで切る
細かいゴミは歯ブラシなどで取る
空気清浄機のフィルタ―には空気中に漂うカビや汚れなどが付着し、そのままにしておくと、空気中に汚れをまき散らす可能性があります。
フィルターやホコリをキャッチするパネルに付いた汚れを掃除機で吸い取りましょう。
機種によってお手入れ方法も違いますので、取扱説明書をよく読んでお掃除しましょう。
空気清浄機の裏側を掃除機で吸い取る
機密性の高いマンションのお部屋と同じように、クルマ(車内)も密閉された空間です。こまめに換気を行わないと、空気が淀んでしまい不快なニオイなどの原因となります。
安全な場所でウィンドウやドア、トランクを開けて、車内の空気を循環させましょう。その際にエアコン(外気導入)を作動させると、外の新鮮な空気との入れ替えがズムーズにできます。
ていねいに分解し、内部に溜まったハウスダストやカビ、ホコリまでプロの技術で洗浄!夏が来る前の清掃がおすすめです。