料理研究家・谷島せい子さんのアレンジカレーの特徴は“ソフリット”を使うこと。ソフリットとは、野菜をオリーブオイルやバターで炒めたもので、煮込み料理やスープのベースに使われます。今回はこちらを使用した野菜のうまみたっぷりのアレンジカレー3品と、炒めたまねぎから作る本格的なドライカレーを紹介します。


基本のカレーに“ソフリット”とカットトマトを使い、さわやか&深みのある味わいに

* 1 カップは200ml、大さじは15ml、小さじは5ml です。
ソフリットとは?

香りや味わいのベースになります
たまねぎ、セロリ、にんじん、きのこなどの野菜をオリーブオイルやバターで炒めたもので、煮込み料理やスープのベースに使用されます。イタリア料理で使われますが、似たものではフランス料理のミルポワがあります。
【基本の作り方】
たまねぎ1個、セロリ1本、にんじん1本をみじん切りする。
サラダ油大さじ1で全体が透明になるまで約20分くらい炒めれば出来上がり。

*保存袋に薄く入れて冷凍し、必要な分量をカットして使うと便利。
レシピ
夏野菜スープカレー
野菜たっぷりの本格スープカレーが簡単に。

[ターメリックライス](1皿分)
温かいご飯にバター1かけをのせ、ターメリックをひと振りして、混ぜ合わせる。


ミキサーにかけるだけでOK!
基本のカレーをミキサーにかけるだけでスープカレーに。1皿からでも気軽に作ることができます。野菜だけでなく、生ハムやサーモン、クリームチーズなどをのせても。
レシピ
夏野菜スープカレー
野菜たっぷりの本格スープカレーが簡単に。


[ターメリックライス](1皿分)
温かいご飯にバター1かけをのせ、ターメリックをひと振りして、混ぜ合わせる。

ミキサーにかけるだけでOK!
基本のカレーをミキサーにかけるだけでスープカレーに。1皿からでも気軽に作ることができます。野菜だけでなく、生ハムやサーモン、クリームチーズなどをのせても。
レシピ
塩麴漬け豚焼肉カレー
大ぶりの焼き肉をどーんとのせて。カレーも韓国風味に!



肉は煮込まず、焼くだけ!
肉は煮込まないで、塩麹をなじませ焼いてのせるだけ。豚ばら肉を使って人気のサムギョプサル風に。焼き肉とカレーが一緒に楽しめるのでおすすめです。
レシピ
塩麴漬け豚焼肉カレー
大ぶりの焼き肉をどーんとのせて。カレーも韓国風味に!



肉は煮込まず、焼くだけ!
肉は煮込まないで、塩麹をなじませ焼いてのせるだけ。豚ばら肉を使って人気のサムギョプサル風に。焼き肉とカレーが一緒に楽しめるのでおすすめです。
レシピ
ムール貝とベーコンのビリヤニ風
スパイスが香り、うまみたっぷりの炊き込みごはん。



カレーソースで米を炊き込みます
野菜のうまみが凝縮した“ソフリット”を香味のベースにしたカレーソースで米を炊き込みました。仕上げにヨーグルトやシナモンをかけてビリヤニ風に。
レシピ
ムール貝とベーコンのビリヤニ風
スパイスが香り、うまみたっぷりの炊き込みごはん。



カレーソースで米を炊き込みます
野菜のうまみが凝縮した“ソフリット”を香味のベースにしたカレーソースで米を炊き込みました。仕上げにヨーグルトやシナモンをかけてビリヤニ風に。
レシピ
王道ドライカレー
パンにのせて焼いたら、絶品カレーパン。

A
B

多めに作って冷凍保存。アレンジも豊富
ご飯と炒めればカレーピラフ風に。また、耐熱容器にご飯、ドライカレー、ホワイトソース、チーズをのせてオーブンで焼けば焼きカレーにと、アレンジがききます。
レシピ
王道ドライカレー
パンにのせて焼いたら、絶品カレーパン。

A
B

多めに作って冷凍保存。アレンジも豊富
ご飯と炒めればカレーピラフ風に。また、耐熱容器にご飯、ドライカレー、ホワイトソース、チーズをのせてオーブンで焼けば焼きカレーにと、アレンジがききます。
レシピ
ライタ
野菜を切ってヨーグルトと和え、クミン、シナモンなどのスパイスを加えたインドのサラダです。
ビリヤニと一緒に食べられることが多く、かけて食べるとさわやかな味に。
カレーのつけ合わせとしておすすめですが、辛い料理を食べた後に口を冷やす役割もあるようです。

レシピ
ライタ
野菜を切ってヨーグルトと和え、クミン、シナモンなどのスパイスを加えたインドのサラダです。ビリヤニと一緒に食べられることが多く、かけて食べるとさわやかな味に。カレーのつけ合わせとしておすすめですが、辛い料理を食べた後に口を冷やす役割もあるようです。

先生の紹介

辛さだけでなく、酸味、甘味が
より感じられるアレンジに
カレーは辛みはもちろん、酸味、甘味の3つの味覚を同時に味わうことができ、おいしさが直球で伝わるので、食欲が落ちる夏には特に食べたくなるのでしょう。今回紹介したレシピでは、いずれも3つの味覚をより感じられるアレンジにしました。
たにしま・せいこ●料理研究家。ライフスタイルクリエーター。75年から自宅で料理サロンをスタート。95年より料理教室「スタジオMOW」主宰。
先生の紹介
辛さだけでなく、酸味、甘味が
より感じられるアレンジに
カレーは辛みはもちろん、酸味、甘味の3つの味覚を同時に味わうことができ、おいしさが直球で伝わるので、食欲が落ちる夏には特に食べたくなるのでしょう。今回紹介したレシピでは、いずれも3つの味覚をより感じられるアレンジにしました。

たにしま・せいこ●料理研究家。ライフスタイルクリエーター。75年から自宅で料理サロンをスタート。95年より料理教室「スタジオMOW」主宰。