地震がおさまったら、まず自分と家族の周囲の安全を確認します。 家族と離れている場合はあらかじめ決めておいた方法で安否確認を。エレベーターや部屋の中に閉じ込められた場合も、パニックを起こさないよう落ち着いて行動しましょう。
まずは・・・揺れがおさまってからの基本動作
(以下の3つのポイントを覚えましょう)
●「居室内」では足下に注意!
●「居室外」の状況をよく確認して行動
●「マンション」の状況に応じて避難を判断
揺れがおさまったら、まず自分と家族の安全を確認。その後、近隣の安否確認を。
一般的にマンションは構造上、安全性が高いとされます。安全を確認した後、留まることもひとつの選択肢として、避難するか否かを判断しましょう。
排水管が破損している場合があるので、水を流す際は注意。簡易トイレも備えておきましょう。
エレベーター
動いていても絶対に乗らないでください。余震で止まり閉じ込められることがあります。
エキスバンションジョイント
建物同士の継ぎ目をおおう金属が破損している場合があるので、近づかないでください。渡る際はケガをしないよう十分注意しましょう。
手すり
もろくなっている場合があるので、触らないようにしてください。
予期せぬ時に突然やってくる地震。その瞬間、どのような状況においてもまず身の安全を確保することが大切です。
「災害お役立ち情報」には地震や自然災害から命を守るための情報をテーマ別にまとめています。是非ご活用ください。
災害が起きたら[地震編]第1回 シーン別に学んで備える「その瞬間」取るべき行動とは?
多くの世帯がともに暮らすマンション。非常時には「協力しあえる関係」こそ、大きな力となります。サークル活動や行事など気軽に参加できる活動を通じ、日頃からふれあいの輪を広げる工夫が必要です。
マンション地震対応箱(MEAS(メアス))のご紹介
熊本地震をきっかけに生まれたマンション管理組合様向けのキットです。災害時、管理組合様や居住者の皆さまがとるべき行動が時系列でアクションシートにまとめられています。