リビングルームに花があるだけで、お部屋も気分も明るくなりますよね。 グラスに挿した一輪の花から、選んだ花を自由に組み合わせるアレンジメントまで、花と緑を気軽に暮らしにとりいれてみませんか。 このシリーズでは、季節の草花を楽しむアレンジをご紹介していく予定です。 「素敵生活」でいつもフラワーアレンジメントのスタイリングをしてくださる小川恵子先生が、教えてくださいます。
動画目次
秋にピッタリなお花を飾ります。
せっかく飾った花や植物、できるだけ長く楽しみたいですよね。 切り花を長持ちさせるには、草花の茎の水切りと、栄養となるお水をきれいに保つのがポイントです。
これでお花は十分な水を吸い上げることができるようになります。
グラスを使うことで、カゴに簡単に花を飾ることができます。 同系色の色味で揃えれば失敗がありません。まだ逆に全く違う色を入れても面白いですよ。
お花はダリアとケイトウ、葉物は洋種ヤマゴボウと野の草を使います。
「なげいれ」とは生け花で使う言葉で、花や植物の自然の姿をそのまま生かして入れる方法です。
ちょっとしたテクニックと身近にあるアイテムで上手に生けることができますよ。
花器のなかでバランスよく形を整えることのできるアイテム
実際に動画でわかりやすくご紹介します。
トルネードをつかう
束ね方に注目
花器の肌に当てるよう、斜めに入れていく
オアシス[*]はアレンジメント全体を思い通りのフォルムに作れるところが魅力。
オアシスは事前に十分水を吸わせておきましょう。
カゴ、オアシスを入れる皿、オアシス、セロファン紙(新聞紙)を用意します。
お花はダリア、ケイトウ、葉物は洋種ヤマゴボウ、キイチゴを使います。
[*]オアシス:お花を長持ちさせるための給水スポンジ。ホームセンターや100円ショップ等で購入できます。
オアシスには十分水を吸わせておく
枯れかけた植物から抜いていき、オアシスのすきまが見えるようになったら、花器に生け替えると長く楽しむことができます。
難しそうに見えたアレンジメントも、コツをつかめば簡単に作れます。自分なりに個性的な作品を作って楽しんでくださいね。
次回は洋風に見える菊のアレンジメントとスワッグ(ドライフラワーの壁飾り)の作り方を予定しています。お楽しみに。
ガラスの器でインテリアのアクセントに
土を使わず、水で育てる水耕栽培(水栽培)なら、お部屋の中でも気軽に園芸を楽しむことができます。お気に入りのガラス器を選べば、インテリアのアクセントとしても活躍します。
小川恵子先生のプロフィール
神奈川県生まれ アトリエ リュイッソー 主宰
フラワーコーディネーター、テーブルコーディネーター、インテリアスタイリスト、ホームステジャー、木村ふみ氏に師事
カルチャースクールフラワー講座、輸入洋食器会社でテーブルコーディネーター、店舗、結婚式場のディスプレイスタイリング などに携わり現在に至る。「素敵生活」誌上のインテリアページでフラワーコーディネート、インテリアスタイリストとして活躍している。