あれこれやめて気楽に生きたいズボラなワーママ・モチコさんによる、ズボラ技ややめたことを盛り込んだコミックエッセイ『あれこれやめて気楽に生きたい 最高ズボラ生活』より、今回は掃除に関するズボラテク集をお送りします。
「発想の転換方式」と「得意な家事はまかせる方式」のハイブリッドで負担減!まだある掃除のズボラテクを紹介します。
掃除のタイミングを
ルーティン化
「掃除をすることが当たり前」というルーティンを作ると、意外と掃除が面倒でなくなります。例えば、お風呂から出て体を拭いている間に水を抜き、着替え終わったあたりのタイミングで水が抜けたら、吹きかけるだけでキレイになるスプレー洗剤を浴槽にかけるとか、家を出ながら床に置いているものを机の上にのせ、玄関を出る前にロボット掃除機のボタンを押すなど。
重い腰を上げて掃除をするというより、行動の中に掃除を組み込んでおくと、掃除に取り組みやすいです。そしてそれを全部自分でやろうとせず、家族にお願いすることも大切です!例えば洗面所を最後に使うのが帰宅後の夫なら、ボウルをさっとスポンジでこすってもらうなど、負担にならない程度にお願いしちゃいましょう。
Point !
朝イチのトイレ後にそのまま掃除とかね。わかってはいるんです!
あとは実行するだけ!
「ゴシゴシ」しない!
「シュッ」で済ませる掃除
浴槽やシンク、トイレなど、最近は洗剤を「シュッ」と吹きかけて、数分放置しておくだけで、泡が汚れを取り去ってくれる商品があります。しっかり汚れが落ちているか心配……という気持ちがないわけではないですが、その道のプロの方たちが細かい家事を楽にしようと時間をかけて開発してくれた商品にハズレはないはず!
日常掃除は「シュッ」ですませ、汚れが気になり始めたら「ゴシゴシ」すれば、割とキレイをキープできます。水回りは特に汚れやすく、なんとなく毎日掃除をしなくてはいけないという気持ちになるからこそ、手軽に「シュッ」と済ませることができる商品は便利です。
Point !
我が家はお風呂はスプレーするだけの洗剤なんですが……
え!トイレやシンク用も!? 買う!
時にはプロの手を借りる
それもズボラ掃除!
家事や掃除を外注するのは贅沢だと思っていませんか?でも、いくら掃除をしてもキレイにならないお風呂場の黒ずんだ床や、エアコンの奥の方の掃除などは、年に1回くらいはプロの手に頼るのもいいと思います。
大手の家事掃除専門の会社などは少し値が張りますが、ネットで検索をすると地元のシルバー人材や小規模な会社による掃除サービスなどがあり、お手頃な価格のものも。また、時間でサービスを提供するものから、水回り5カ所など掃除の場所で値段を設定しているものなどさまざまです。ただ、「お掃除サービスの方に家に来てもらう前に、家の片付けをしなくてはいけない」というハードルがあるかもしれませんね。
Point !
一度は頼んでみたいけど費用が気になる!
次の結婚記念日、お祝いいらんからこれにしようかな。
モチコ
イラストレーター兼漫画家で、2児の子育て中のワーママ。主婦歴11年。基本的に在宅ワークで、会社員時代の一人暮らし歴は1年ちょっと。めんどくさがりで家事は極力したくない。料理はそこまで苦ではないが、面倒だという思いより食い意地が少し勝っている程度。それ以外の家事は苦手で、特に片付け、整理収納・掃除は特に苦手。家事にお金はなるべくかけたくない。
チチオ
モチコの夫。会社員で帰宅は遅め。めんどくさがりで家事は極力したくないと考えているが、一人っ子で実家にいたときから家事はまぁまぁ手伝っていた。
イチコ(右)と二太郎(左)
モチコ家の子どもたち。長女(小4)イチコは面倒見がいい長女気質。親のDNAを感じるズボラガール。長男(小1)二太郎は、お手伝いは乗り気のときはしてくれる。イチコほどではないがズボラ成分多め。
漫画家・イラストレーター
モチコ
Mochico
京都府在住の漫画家・イラストレーター。ひょうきんな長女イチコと、甘えんぼうの二太郎にツッコミを入れる日常を描いたマンガをSNS で発信し、現在Instagram フォロワー18.3 万人の人気を誇る(2023年12月現在)。ウェブ媒体での連載のほか、著書に『育児ってこんなに笑えるんや!』(ぴあ) がある。音声プラットフォーム「Voicy」にて2020年より「あれこれやめて気楽に生きたい」を発信。
Instagram
@mochicodiary