忙しくてついリビング・ダイニングのソファなどに、乾いた洗濯物を置きっぱなしにしていませんか?
実はカンタンな整理術があるんです!今回もお片づけのプロ、大橋わかさん(おうちデトックス代表)に、目からウロコのアイディアを教えてもらいました。
洗濯物を取り込む際、最初からインテリアに合ったおしゃれなカゴや袋に入れちゃいましょう!
これなら入れっぱなしでもお部屋が散らかっている印象にはなりません。
100円ショップなどにもあるストレージバッグに入れるのもGoodです。
カゴや大きな紙袋類は、いろいろデザインのよいものが売られているので、お好みに合うものを探してみてくださいね。
洗濯物を取り込むタイミングで、「タオル」「お父さんの」「お母さんの」「子どもの」など、最初からカゴに分けて入れると、あとの整理がスムーズです。
あらかじめ家族でルールを決めておくと時間も手間も大幅に減らせます。
たとえば…
★カンタンにたたむぐらいの余裕がある時はたたんでカゴに入れておく。
★本当に忙しい時は、カゴに取り込むだけにして、各自にたたんでしまってもらう。
お子さんと服のたたみ方やしまい方を練習しておくのもいいですね。
洗う場所、干す場所、たたむ場所、収納する場所がバラバラだと、洗濯物の片づけが後回しになりがち。動線をスムーズにしましょう。
たとえば…
★キャスター付きパイプハンガーをベランダの近くに設置する。
メリット①
ハンガー等に干す行程はパイプハンガーを使って家の中でできるから暑い夏や寒い冬もラク!
メリット②
取り込む際もパイプハンガーに掛けておけば、すぐにたたまなくても部屋に洗濯物が散乱せず、シワ にもならない
メリット③
雨が降ってもすぐに取り込んでパイプハンガーに干せる。 もちろんジャマな時は他の場所に移動できるので便利!
実は、洗濯は洗濯機に入れる前の分別から始まっています!
たとえば…
★洗濯カゴを洗うもの別に分ける。
色別、家族別、手洗いや標準等の洗濯コース別などに分けておくと時間短縮にもなります。
たとえば…
★テレビの前を取り込んだ洗濯物置き場にする。
イヤでも目に入り、たくさん置いてあるとジャマなので、長いこと放置せずに整理できます。家族も気になって協力してくれるかもしれませんね。
さらに…
★ワンポイントアドバイス
インテリアにマッチした、見た目のよいアイテムを選びましょう。
とくにリビング・ダイニングなど見た目が気になるお部屋では、木製ハンガーがおすすめ。
また、インテリアに合わせたハンガーボックスを用意しておけば、来客時にはさっと移動出来てお部屋がスッキリしますよ。
・洗濯カゴにこだわる
・取り込むときから仕分ける
・家族でルールを決めておく
・動線を短くしてスッキリ見える工夫をする
取り込んだ瞬間からキレイに見せる洗濯物収納術、いかがでしたか?
とくに小さなお子さんのいらっしゃるご家庭は洗濯の頻度が多いので、ここがスムーズになると家事がグッとラクになります!ぜひ、やってみてくださいね。
次回は年末の大掃除に向けての準備やコツなどをご紹介します。お楽しみに♪
株式会社おうちデトックス 代表 大橋 わか
収納インテリアアドバイザー
保有資格
整理収納アドバイザー1級、整理収納アドバイザー2級認定講師、ライフオーガナイザー1級、インテリアコーディネーター、住宅収納スペシャリスト
プロフィール
大手カーテンメーカーを経て、青山の輸入家具・雑貨のセレクトショップでインテリアコーディネーターとして勤務。
個人宅と建売住宅のコーディネートを行う中で、「見せるためのインテリア」と「実生活でキレイを維持できるインテリア」は全く違うと知り、整理収納の大切さに気づく。「収納のチカラで叶えるインテリア」をコンセプトに個人宅の整理収納を中心にフリーランスとして約7年活動。基本的な“整理の考え方”具体的な“ 整理の方法”実践的な“収納のコツ”を実体験や事例を交え、テレビ・メディアなどで多数発信し、活躍。長谷工の整理収納サービスを共同で展開中。