地震の揺れがおさまったら、まず周囲の安全を確かめ、家族の安否を確認しましょう。また、離れ離れになっている場合は、あらかじめ決めておいた方法を使って安否確認をします。エレベーターの閉じ込めにあったり、部屋のなかに閉じ込められた場合も、パニックを起こさないよう落ち着いて行動しましょう。
まず自分自身と家族の安全を確保するために、危険なものから離れ安全な空間に移動しましょう。家族とはお互いに声をかけあって気持ちを落ち着かせることが大切です。
災害発生時に提供される「声の伝言板」。固定電話、携帯電話、公衆電話から利用でき、1伝言30秒まで録音可能です。
※安否確認をしたい人の電話番号(例えば自宅)を家族で決めておきましょう。
ご利用の携帯電話会社のサービスを利用して、自分の安否について100文字程度のメッセージを残しましょう。消息を知りたい人の電話番号を入力すると安否確認ができます。
あらかじめ家族で決めておいた遠方の親戚や友人へ自分の安否を知らせ、同時に家族の安否を確認しましょう。
地震発生時にエレベーター内に閉じ込められるケースが過去多数発生しています。
地震発生直後には動いていても、途中で停止してしまうことがあります。エレベーターには乗らないようにしましょう。
閉じ込められてしまったら、無理に扉をこじ開けようとせず、エレベーター内にある緊急通報ボタンでサービス会社に通報しましょう。通じない場合、携帯電話が通じる状況であれば警察や消防に通報してください。パニックを起こさず冷静に救助を待つことが大切です。
玄関扉や枠のゆがみによって、玄関の扉が開かなくなる場合があります。そんな時はバルコニーから、隣戸や下階へ伝って脱出してください。