管理組合Cafeにようこそ
「体験参加型で、コミュニティ意識を高める防災訓練」

春風のなか、東京都荒川区の「リバーフェイス」で第2回目の防災訓練が行われました。今回の大きな特徴は「防災スタンプラリー」と題して、敷地内に設けた消火器、起震車、AEDなど6つの実演コーナーを順番に巡り、スタンプを集めると抽選で豪華景品がもらえるというイベントに仕立てたこと。「何よりもまず参加してもらうことが第一。家族みんなで参加してもらうためにどうしたらよいか。理事会で知恵を絞りました」と管理組合理事長の柴田さん。各コーナーでは、地震の疑似体験をしたり、消防士に扮したり、非常用飲料水生成システム”ウェルアップ“のお水を飲んだり、AED操作のレクチャーを受けたりと、特に子どもたちの興味いっぱいの表情や真剣なまなざしが印象的でした。また、当日会場には荒川区のゆるキャラ”あら坊“も登場して子どもたちの人気者に。これは柴田さんが「素敵生活」52号で寝屋川市のご当地キャラクター「はちかづきちゃん」を起用したマンションイベントの記事をヒントに、荒川区に問い合わせて実現しました。

当日の参加者は250人を超える大盛況。参加された方々からは「この機会に顔見知りが増えていいと思う」「家族を守りたいと思っていたので実際にAEDの使い方などを体験できてよかった」など多くの感想をいただきました。「イベントとしての運営は大変でしたが、理事だけでなく多くのボランティアに支えて頂いて実現できました」。実際、参加された方々の笑顔と共に、運営側の理事、ボランティアの方々も楽しそうにしているのが印象的でした。「今後は自分達で作った防災マニュアルに沿ってシミュレーションをする、といった訓練をしたいと考えています。そうすることで、参加意欲を高め、防災意識の向上につなげたい。なにより、そうした想いを持つ人が多く住んでいるマンションとして、ここに住まうことの誇りに繋げたいですね」と力強く語ってくださいました。

 

 

>> 防災訓練の実施マニュアル(抜粋版)をご提供いただきました。

 

ページトップへ戻る