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「2マンション合同のフットサルクラブ結成で
 お父さん同士の貴重なコミュニティ形成へ」

愛知県長久手市にあるセントアース内で創設したフットサルクラブに、
隣接して建つセントハート藤が丘が合流して合同クラブチームを結成。
キャプテンの古屋さんとメンバーの森政さんにお話を伺いました。

フットサルクラブを創設!

 セントアースとセントハート藤が丘は竣工年も近く、戸数や階数も同規模のマンションで、西原山公園を囲むように隣接しています。今回、フットサルクラブの活動を取り上げてほしいと「素敵生活」のアンケートに投稿してくださった古屋さんは、セントアースにお住まい。クラブの創設者でありキャプテンです。
 「冊子を見ているといろんな活動が紹介されていて、うちのマンションも何か取り組めないかなと思ったのがきっかけです。自分が立ち上げるのなら、サッカー経験を生かしたいなと」。理事会の承認を得て、チラシを作成してメンバー募集をかけたところ、「僕のように身体を動かしたいと思っている男性はいるはず」との見立て通り、27人が集まりました。2018年10月、「セントアースフットサルクラブ」が始動します。

2マンション合同のチームに

 実際に活動をスタートしたところ、毎回参加するのは10人ほどで、5対5で試合する編成としてはもう少し人数がほしいところ。そこで行動派の古屋さん、「お隣のマンションの皆さんにも声がけしたいとフロント担当の吉野さんに相談して、セントハート藤が丘の理事会に飛び入り参加させてもらいました」。ここでもお手製チラシが活躍。新たに9人が加入して、2つのマンションの合同クラブ結成となりました。そして、この2つのチームは2019年8月、2マンション合同の新生フットサルクラブとして再編。取材時、合同クラブ名はまだ命名されていませんでしたが、「シンプルに、セントフットサルクラブとか?」という森政さんは、セントハート藤が丘の9人のうちのひとりです。「子どもの母親同士の集まりで『こんなチラシが配布されていたよ』と情報が入ってきたんです。体重増も気になっていたところで(笑)、グッドタイミングでした」。

楽しみながら運動不足解消

 古屋さんも森政さんも、小学生からサッカーを始めて社会人まで続けた経験者。メンバーの年齢は、20代から40代の働き盛りです。土曜休日の人も、仕事を終えて駆けつける人も、比較的集まりやすい第2・4土曜の夜9時~11時に定期活動を設定。時間以外、堅苦しい規則を設けることなく、今のところ円滑に運営できているといいます。
 「モットーはとにかく楽しむこと。初心者もいますし、上手い下手は関係ありません。日頃の運動不足を楽しく解消しましょう、というのが目的です」。
 森政さんは入部してからの3カ月間、ほぼ皆勤賞。「土曜の夕方までと日曜は家族優先」「家族の協力があってこそ、月2回、土曜の夜に好きに遊べる」とご家族への感謝も忘れません。

相互扶助への萌芽となれ!

 理事長や自治会長も歴任した古屋さんは、マンション住民のコミュニティ形成の大切さを実感しているそうです。「特にお父さん同士は、お互い顔を知らないことも多いですよね。災害時など有事には住民間の助け合いが必須です。顔見知りで、何かを通じてつながりがあるほうが避難活動などもスムーズだと思います」。クラブ結成にはそんな思いもあったといいます。
 当初はマンション別にしていたLINEグループも、クラブ一括のグループに。今後、このクラブメンバーから派生して、たとえばアウトドアクラブや季節のイベント開催などに発展していけば…と古屋さんは考えています。マンションの垣根を越え、好きなスポーツを共有した活動を通じて、男性主動の貴重なコミュニティが着々と育っています。

皆さまがお住まいのマンションの管理組合活動をご紹介ください。
素敵生活サービスデスク 0120-875-532 または担当フロントまでご連絡をお願いいたします。

 

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