管理組合Cafeにようこそ

居住者全員参加型「初めての餅つき大会」

 冷たい風の吹く1月の土曜日、大阪府のブランシエラ吹田片山公園で「餅つき大会」が開催されました。

 杵で餅をつく音に合わせて「よいしょ!」と飛び跳ねながら掛け声をかける子どもたち。大人も「杵つきは初めて!」と楽しんでいました。つき終わると手を消毒して手袋をつけ、丸める作業へ。子どもたちはちぎるのには苦戦しつつも、丸めるのは「簡単だった!」と笑顔で答えてくれました。丸めた餅は保健所の指導により、再加熱した「ぜんざい」と「焼き餅」にして配られました。この日は約130名が参加し、大盛況のうちに幕を閉じました。

イベント成功のポイント

 「冬場に居住者全員参加型のイベントを、と餅つき大会を企画しました」と管理組合のイベント運営組織『あるフォーラム』委員長の斎藤さん。「今回は『あるフォーラム』と自治会協賛の企画です。会場は広さや掃除のしやすさを考えて、洗車スペースになりました」と管理組合理事長の佐野さん。

 「自治会のメンバーも管理組合役員や『あるフォーラム』委員を経験していたりするので、スムーズに連携できていると思います」とおっしゃるのは運営をサポートしていた自治会長の夏秋さんです。飲食イベントとあって衛生面はもちろん、会場付近を行き来する車についても参加者の安全に配慮して運営されていました。イベント成功のカギは主催側の意識の共有が握っているのかもしれません。佐野さんは、今後の予定も含め「途中入居でもみんなとなじめる場をつくっていきたい」と、広い視野でマンション居住者のためのイベントづくりを考えていらっしゃいました。

(2015年1月17日実施)

世代間の気持ちをつなぐ「ふるさとグルメ大会」

 冬晴れの日曜日、ヴイ・シティ草加で新春恒例イベント「ふるさとグルメ大会」が開催されました。事前に参加申し込みをした方に郷土料理を無料でふるまいながら交流を深めるもので、今年のメニューはあつあつの「けんちん汁」です。前日の準備から当日まで綿密なスケジュールが組まれ、主催の自治会と管理組合理事の総勢30名のスタッフがそれぞれの持ち場で進行にあたりました。災害備蓄用の大型調理器2つで調理をしたものをお鍋に取り分け、会場に運び、お漬け物やお酒やビール(飲み物のみ有料)とともに提供しました。訪れた方たちは用意されたテーブルに座り、湯気の立つけんちん汁を味わいながら「おいしい!」「温まる」と笑顔。いつしか顔見知りの方やお仲間たちの宴会の輪もあちこちにでき、会場は和やかな活気に包まれました。また今回は産直の新鮮野菜を販売する”マンションマルシェ“が同時開催され、販売開始時刻には行列ができるほどの人気でした。

イベントは交流のきっかけづくり

 今年の参加者は去年より30名ほど多い150名。手際よく大鍋でけんちん汁の調理にあたっていた自治会長の元木さんは「掲示板で告知するだけでなく、会う人ごとに声をかけたり、敬老会に出向いたりと口コミで直接伝えたことが効果的でしたね」とのこと。また理事長の鈴木さんは「いまマンションは高齢化が進む一方、入居者が変わり若い世代の方もいます。イベントはこうした世代間のコミュニケーションのきっかけになればと思います。隣の人は誰?ではなく、自然にあいさつを交わせる環境づくりをめざしていきたいと思います」と明るく前向きにお話しくださいました。

(2015年2月1日実施)

年末の恒例行事にしたい!「餅つき大会」

冬にも楽しいイベントを

 夏の”マンション打ち水大作戦“は、全国でもすっかり有名になりましたが、冬も居住者に楽しんでいただけるイベントを実施したいという思いから、長谷工コミュニティ九州のワーキンググループが「餅つき大会」を提案。すると「マンションで、子どもたちが日本の伝統文化を経験できる機会は大変ありがたい」と反対者はゼロという結果に!今回が初めての試みということで、リハーサルや保険の加入など準備にも余念がなく、「餅つき大会」が開催されました。

世代を超えた交流が実現

 準備された15キロのもち米は次々となくなり、きなこやあんこはもちろん、海苔、砂糖醤油、おこわ、安納芋などバラエティに富んだメニューで、子どもたちも何度もおかわりしていました。管理組合副理事長の内田さんは、「92戸のマンションとなると、居住者同士が顔を合わせる機会も少なくなりますが、年の瀬に世代を超えた交流ができるのは大変喜ばしいことですね」と子どもたちの歓声に目を細めます。

 そして、「ぜひ、年末の恒例行事にしたいですね」とも。管理組合と管理会社が協力し、居住者の皆さまが楽しめる冬の風物詩が、新たに生まれた瞬間でもありました。

(2014年12月20日実施)

 

ページトップへ戻る