管理組合Cafeにようこそ
「緑に囲まれた気持ちのよい暮らし」
管理組合、自治会、ボランティアサークルと
三本の矢で支える資産価値
水辺のまちに建つ989戸の大規模マンション「ニュートンプレイス」は街路樹の木陰が心地よい緑豊かな環境にあります。7600㎡の中庭を囲むように各棟が建ち、共用棟の前には森の水辺をイメージしたデザインが涼やかさを演出しています。
管理組合設立当初より、ハードとしての建物の維持管理（管理組合）とソフトとしての住民自治によるコミュニティ活動（自治会）をマッチさせ、資産価値を高めることを標榜。そのために強力な仕組みとして住民参加型社会貢献グループ「花のボランティアクラブ」を第１期からスタートさせ、自治会組織の「新東京フォーラム」の中に設置しました。5期目からは管理組合の一部門として、美しい植栽を守り育てる緑化推進委員会も立ち上がっており、植栽に対する高い意識が保たれています。
多世代によるサークルの多様性が
コミュニティ形成成功のポイント
「当マンションには、シニアクラブ、フラダンスクラブなど、様々な世代の方が参加する多くのサークルが維持継続しており、皆さん自主的に活動しながら良好なコミュニティをつくりあげています。そのほか、秋の恒例行事”フェスタニュートン“や中庭を彩る冬のイルミネーションなど、子どもも大人も大好きなイベントが盛んなため、居住者が思い思いに様々な形でマンションコミュニティを楽しむことができます」と理事長の上原さん。
“できる人が、できる事を、できる時に”をモットーに
＊花のボランティアクラブ＊
現在、会員数約30名。マンションのオープン直後に純粋なボランティアとして産声をあげ、立ち上げメンバーのご努力の結果、新東京フォーラムのサークルとして設立されました。現在では約50個におよぶマンション内大型プランターの花の植え付けや管理、ハーブガーデンのお世話を7年前からはグリーンアドバイザーの指導のもと、本格的コンテナガーデンづくりに励んでいます。昨年12月には第11期理事会から表彰状を授与されました。
●年間活動
〈春の植え替え〉3カ所に分けて実施（植え替え＋抜き取り）
〈秋の植え替え〉3カ所に分けて実施（植え替え＋抜き取り）
〈ハーブガーデンの手入れ〉年5日
〈毎月の活動〉 月2～4回、3人1組で草花への水やり、月1回のミーティング開催
瑞々しい新緑の季節に開催される
春の植え替えイベント
5月25日、マンション周辺の公道を清掃する一斉清掃終了後、コンテナガーデンの植え替えが始まりました。お子さんの参加も多く、グリーンアドバイザーの説明に目をキラキラ輝かせながら熱心に耳を傾けます。用意されたのは、晩秋まで花を楽しめるマリーゴールド、サンパラソル、ユーホルビアなど。手袋を泥だらけにしながらも土の掘り起こしや水遣りなど真剣そのものです。花のボランティアクラブのメンバーたちがさりげなく優しくフォローしながら次々にコンテナの寄せ植えができあがっていきます。
植え替え終了後、中庭の三日月花壇に集合。グリーンアドバイザーより、植えてあるハーブがお茶やお料理に使えることを学びました。
そんなのどかなひととき、新東京フォーラム会長の野条さん、理事会緑化推進委員長の大友さん、花のボランティアクラブ代表の宮崎さんにお集まりいただきました。
「ニュートン大好き、イベント大好きな方が多く、今日のような機会に多くの方が和気あいあいと参加してくださいます。冬のイルミネーションはいろいろ苦労もありましたが、お披露目のときの子どもたちの喜ぶ顔には達成感を感じました」と野条さん。
「自治会（新東京フォーラム）も理事会も輪番制ですが、2年制を採用していて総入れ替えにならないことがスムーズなマンション運営のポイントかもしれません。花のボランティアクラブの方は長年熱心に活動を続けていて、理事会の緑化推進委員会が年間の植栽計画を立てるときにも参加いただいています。同クラブが際立っている点は、数あるサークルのなかでも、マンションの美観を守り、資産価値を高めるとともに、コミュニティ形成に役立っている点だと思います」と大友さん。
「クラブ運営についての苦労は特にありません。子どもが成長して子どもを通じての仲間づくりがむずかしくなった世代の方も、こういうところでお友達やご近所付き合いを楽しんでいらっしゃいます」と宮崎さん。
クラブ創設者の長倉さんからもコメントをいただきました。「無理せず楽しくやることが長続きのコツ。管理組合（緑化推進委員会）が大きな意味でのランドスケープの管理、新東京フォーラムがコミュニティ形成をサポート、そして草花が大好きな私たちが、できる範囲で草花の手入れをしています。3者が積極的にかかわることでお住まいの皆さんに喜んでいただける美しい景観作りができていると思います」。
